アンドロイドのアプリ、クロームでも利用可能に-OS統合の動きか

  • 当初はクロームブック3機種で「グーグルプレー」を提供
  • それぞれの特性を共有させることが狙い-グーグルのOS責任者

米グーグルはアンドロイド端末向けアプリストア「グーグルプレー」で販売されているアプリを一部のクロームOS搭載パソコン(クロームブック)でも利用できるようにする。携帯端末向けの基本ソフト(OS)であるアンドロイドをパソコン向けOSのクロームと徐々に融合させる方向にあることを示唆した。

  アルファベット傘下のグーグルの19日の発表によると、当初は台湾の華碩電脳(エイスース)の「フリップ」と宏碁(エイサー)の「R11」、グーグル独自の最新機種「ピクセル」の3機種でグーグルプレーを利用可能にする。いずれは他の既存のクロームブックや、グーグルがプレー向けにパートナー企業と協力して開発中の新機種でも利用できるようにする。

  今回の動きはアンドロイドとクロームを最終的に一つのOSに統合する可能性をあらためて示すものだ。グーグルはクロームを廃止する計画はないと述べてきたが、両OSの責任者であるヒロシ・ロックハイマー氏は19日、OS統合については多くの観測があると指摘した上で、「われわれのアプローチはそれぞれの最も優れた特性を取り上げ、共有させることだ」と説明した。

  アンドロイド搭載スマートフォン向けに100万を超えるアプリを提供するグーグルプレーは、アンドロイドを世界で最も利用される携帯端末向けOSに発展させる上で重要な役割を果たした。アプリ開発者は10億人余りのアンドロイド端末ユーザーにアクセスでき、消費者には端末の利便性を向上させるアプリの幅広い選択肢が与えられている。グーグルはアンドロイド向けアプリをクロームOSでも使えるようにすることで、この関係を拡大できると期待している。

原題:Google’s Android and Chrome Operating Systems Get Closer(抜粋)

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