世界最大のスズ輸出国インドネシアの生産、14年ぶり低水準に減少か

  • 価格下落と政府による規制で採掘が抑制されている
  • 鉱石供給が逼迫し国内製錬業者の操業率は低い

世界最大のスズ輸出国であるインドネシアの生産が、14年ぶりの低水準に落ち込む可能性がある。価格が軟調であることに加え、政府による規制で採掘が抑制されているためだ。

  インドネシアのスズ生産の約半分を占めるティマによると、精錬スズの生産は今年、6万トンに減少する見込み。世界金属統計局(WBMS)のデータによれば、予想通りなら昨年の6万7350トンを下回り、5万8794トンだった2002年以来の低水準となる。

  インドネシア政府は生産と輸出を規制し課税と品質基準を強化したほか、輸出業者に対し国内取引所を通した上で輸出することを義務付けている。ティマの事務部長、アグン・ヌグロホ氏は、価格下落と政府による規制で鉱石供給が逼迫(ひっぱく)する中、国内の製錬業者は低い操業率となっていると指摘した。

原題:Tin Output at World’s Top Exporter May Shrink to 14-Year Low (2)(抜粋)

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