NY銅:一時3カ月ぶり安値-米早期利上げ観測や中国需要鈍化見通し

19日のニューヨーク銅先物相場は一時、3カ月ぶりの安値に下落。米早期利上げ観測が再燃したほか、世界最大の金属消費国である中国での需要が鈍化するとの見方が広がった。

  米連邦準備制度理事会(FRB)が18日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、大半の政策当局者は、経済の改善が続いた場合は6月の利上げが適切になるとの認識を示した。一方、米リッチモンド連銀のラッカー総裁は19日、6月の利上げの根拠は強いと述べた。

  19日の香港市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が約2カ月ぶりの安値で引けた。米利上げが行われれば、資金流出に拍車が掛かり、航空会社や不動産開発企業の利益見通しも損なわれるとの懸念が広がった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物7月限は前日比0.8%安の1ポンド=2.061ドルで終了。一時は2.038ドルと、2月16日以来の安値を付けた。

  ロンドン金属取引所(LME)でスズは1.6%安。銅やアルミニウム、ニッケル、亜鉛、鉛も下げた。

原題:Copper Falls to Three-Month Low on Fed Concerns, China Outlook(抜粋)