成長に向けた計画の策定、G7での協調は困難-モルノー加財務相

カナダのモルノー財務相は、同国は世界の成長加速に向けて財政支出の拡大を推し進めつつあるとした上で、日本など主要7カ国(G7)の他の加盟国に対してカナダ独自の政策を採用するよう強く求める考えはないと述べた。

  モルノー財務相は19日、都内でブルームバーグテレビのインタビューに応じ、カナダは財政赤字を膨らませながらも成長促進に動いていると説明。また変動為替レートが同国経済における主な強みになっているとの認識を示した。

  一方、仙台でのG7財務相・中央銀行総裁会議では、カナダからG7の財務相らに同様の政策実施を強く求めることは控え、不干渉主義的なアプローチを取ってカナダの計画の利点を説明するにとどめると語った。G7指導者は成長リスクについて多くの面で意見が一致しているものの、政策設定についてはそれぞれの国が決めることだと指摘した。

  モルノー財務相は「カナダとして協議に参加する最善の方法は、カナダ経済においてわれわれが実行可能なことを説明することだ」とし、「カナダの財政状況は日本と同じではない。よって私が日本に対してカナダと同じ政策を提示するのは、やや行き過ぎだろう」と語った。  

原題:Striking Coherent G-7 Growth Plan Is Challenging, Morneau Says(抜粋)

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