欧州株:反落、米利上げ見通しで2週間ぶりの大幅安

19日の欧州株式相場は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、経済の改善が続いた場合は6月の利上げが適切になるとの政策担当者の見解が明らかになり、相場を冷やした。

  指標のストックス欧州600指数は前日比1.1%安の333.91と、2週間ぶりの大幅な下げ。業種別では金属価格の下落を受けて鉱業株が売られた。銀生産会社フレスニージョと鉄鋼メーカーのアルセロールミタルはそれぞれ大幅安に沈んだ。

  ダンスケ銀行(コペンハーゲン)のチーフアナリスト、アラン・フォンメーレン氏は「今年と来年の利上げ見通しについて市場の無頓着な姿勢がやや過剰になりつつあったところ、FOMCの議事録がタカ派寄りだったために、投資家は神経質になった」と指摘、「株式市場にも悪影響が及んでいる」と述べた。

  個別では、企業の買収・合併(M&A)絡みで動く銘柄が目立った。ドイツの製薬会社バイエルは8.2%安と急落。種子開発最大手の米モンサントに一方的な買収提案をしたことが明らかになったが、株価は否定的な反応を示した。石油・ガスサービスを手がけるフランスのテクニップは6.3%高。米FMCテクノロジーズとの合併合意が好感された。

原題:European Stocks Decline Most in Two Weeks on Fed Hike Prospects(抜粋)

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