アジア・太平洋株式サマリー:香港H株下落-ハンセン、印株も下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  19日の香港市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が約2カ月ぶりの安値で引けた。米利上げが行われれば、資金流出に拍車が掛かり、航空会社や不動産開発企業の利益見通しも損なわれるとの懸念が広がった。

  H株指数は続落し、前日比0.7%安の8243.20で終了。万科企業(2202 HK)や中国国際航空(753 HK)などが下げの中心になった。人民元の下落で、ドル建て債務の返済コストが増えるとの観測が広がった。ハンセン指数も0.7%安。

  本土市場では上海総合指数が日中の上げを消し、ほぼ変わらずで引けた。終値は2806.91と、前日からの下落率は0.1%未満。CSI300指数は0.2%安。

  珩生鴻鼎資産管理の戴明ファンドマネジャー(上海在勤)は「米利上げが行われれば、資本流出圧力が強まる可能性がある。これが株式市場の地合いを圧迫している」と分析した。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  19日のインド株式相場は3週間ぶり大幅安。米当局が6月にも利上げに踏み切るとの観測が高まったことを背景に、売りが優勢となった。

  指標のS&P・BSEセンセックスの構成銘柄の中で、アダニ・ポーツ・アンド・スペシャル・エコノミック・ゾーンの下げが最もきつく、インドステイト銀行は2カ月ぶり安値に下落。サンTVネットワークは11カ月ぶりの大幅下落。エンジニアリングのラーセン・アンド・トゥブロは3カ月ぶりの大きな下げ。

   センセックスは前日比1.2%安の25399.72で取引を終了。これは4月28日以来の大幅安。18日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、経済の改善が続いた場合は6月の利上げが適切になると政策担当者の大半が考えていることが明らかになった。これでアジアの通貨と株式が売られた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.6%安の5323.34。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.5%安の1946.78。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.8%安の8095.98。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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