日銀のETF保有、4月は市場全体の59%に上昇-3000億円超買い増す

日本銀行は4月に指数連動型上場投資信託(ETF)を3228億円買い増し、国内上場の日本株ETF全体における保有率は59%に達した。

  日銀と投資信託協会の公開情報からブルームバーグが試算した。日銀がETFの買い入れを決めた2010年以降、ことし4月までに買い入れたETFの累計額は時価ベースで8.9兆円。3月末時点は8.6兆円、保有率は55%だった。

  TOPIXは4月月間で0.5%安と2カ月ぶりに反落。原油価格の持ち直し、急激な円高の一服などで月半ばまで堅調に推移したが、日銀が追加の金融緩和を見送った月末にかけ下落基調となった。

  日銀による4月のETF買い入れは9営業日で実施され、3月に比べると7営業日多かった。また、従来の年間3兆円の購入枠に加え、設備投資・人材投資に積極的に取り組む企業で構成するETFを3000億円購入する枠についても、4月4日から連日12億円の買い入れを開始した。