エジプト航空、消息絶ったMS804便の残骸発見と発表-テロの可能性

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  • MS804便はパリからカイロに向かっていた、66人が搭乗
  • 遭難信号なく破壊工作の疑いとアナリスト

Cairo Airport on May 19.

Photographer: Amr Nabil/AP Photo

パリからカイロに向かう途中、19日未明に消息を絶ったエアバスA320型機の残骸を当局が発見したと、エジプト航空が発表した。

  エジプト航空のツィッター投稿によると、同国外務省は「消息不明機の残骸を発見した」と発表した。残骸は地中海のカルパトス島付近で見つかった。ギリシャとエジプト当局はさらに同機の痕跡を捜索している。

  エジプトのファトヒ民間航空相は、テロの可能性の方が技術的な故障の可能性よりも高いとの見解を示している。ギリシャの捜索チームが同機の残骸と考え得る物体を発見したと、同国政府当局者が述べていた。

  このMS804便には乗客56人と乗員7人、警備員3人が搭乗。2003年製造のエアバス機で、エジプト沖でレーダーから消える前は巡航高度で飛行していた。当局によれば、突然の旋回後、急激に高度を下げ、管制塔との通信が途絶えた。パイロットからの緊急信号はなく、管制塔との最後のやり取りからは問題はうかがわれなかったという。

  墜落の原因は現時点で不明だが、比較的新しい航空機の空中でのこうした展開は珍しい。また、ギリシャの気象当局によると、エジプト付近の海域の天候は風や雲もなく良好だった。巡航高度で飛行中の航空機が遭難信号もなしに姿を消したことは、何らかの破壊工作の疑いを生じさせると航空コンサルティング会社アセンドの安全航行担当ディレクター、ポール・ヘイズ氏が述べた。「言いたくはないが、最初に頭に浮かぶのは爆弾だ」と語った。

  フランスのオランド大統領はいかなる仮説も除外しないと述べている。パリとブリュッセルでのテロを受けて欧州の空港の警備は厳重になっていた。エジプトでは昨年10月のロシア機の墜落や今年3月のエジプト航空機のハイジャックと、航空機をめぐる事件が続いていた。

原題:EgyptAir Says Wreckage Found After Plane Went Missing Over Sea(抜粋)