ムーディーズ:16年の米成長率見通しを下方修正-世界的な需要不振で

  • 年内の利上げは「せいぜい」2回に
  • 中国情勢が最大のリスクに、市場の動揺招く恐れ

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、2016年の米経済の成長率見通しを2%と、従来の2.3%から下方修正した。1-3月(第1四半期)の低成長を反映させた。17年については基調的な回復力の強さを見込んでいる。

  ムーディーズは電子メールで配布した発表資料で、米金融当局による年内利上げの回数を「せいぜい」2回と予想。17年の米成長率は2.3%に加速すると予測している。

  世界経済が直面する最も大きなリスクの1つは、中国の景気減速が現在予想されていいるよりも一層顕著となることで、その場合、金融市場の動揺や投資家の間でのリスク資産の保有削減を通じ、「深刻な」影響を及ぼしかねないと指摘した。

  ムーディーズのアソシエートマネジングディレクター、エレナ・ダッガー氏は発表資料で、「世界の景気回復の勢いはさらに弱まり、各国の見通しにはばらつきが残り、過去20年間に比べて総じて弱まっている」との分析を示した。

原題:Moody’s Cuts 2016 U.S. Growth Forecast, Cites Weak Global Demand(抜粋)

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