スタンダードチャータード、電力会社の贈賄疑惑を米に通知-関係者

  • 同行はマックスパワーの監査法人からの情報を提供したと関係者
  • 同行のPE部門がマックスパワーの少数株主

英銀スタンダードチャータードはインドネシアの電力会社マックスパワー・グループに絡む贈賄疑惑について米司法省に情報提供した。事情に詳しい関係者が明らかにした。同行のプライベートエクイティ(PE)部門はマックスパワーの少数株主。

  非公開情報であることを理由に匿名で語った関係者によると、マックスパワーの監査法人は計75万ドル(約8200万円)に上る不適切な支払いがあった可能性を明らかにした。詳細は不明という。マックスパワーの対外広報を請け負っている企業フィンズベリーのアラステア・ヘザリントン氏によると、同社は贈賄疑惑についてコメントを控えた。米司法省のピーター・カー報道官とスタンダードチャータード広報担当(シンガポール在勤)のピア-ズ・タウンセンド氏もコメントしなかった。

  規制関連情報を提供するニュースサービスのMLexは先に、マックスパワーがインドネシア政府当局者に支払いを行い、海外当局者への贈賄を禁じた米海外腐敗行為防止法(FCPA)に違反した可能性があると報じていた。

  スタンダードチャータードはマネーロンダリング(資金洗浄)への関与や対イラン経済制裁違反をめぐる問題を決着させた2012年以降、米司法省とニューヨーク郡地検との訴追延期合意(DPA)の下で業務を進めており、贈収賄などへの監視を強化している。

原題:Standard Chartered Said to Tell U.S. of Alleged MAXpower Bribery(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE