鉄鉱石価格、7-12月に下落との見方-中国の活況収束と供給拡大で

  • 7-12月の供給拡大で市況はさらに緩む可能性:タタ・スチール
  • 最終的には来年までに1トン当たり30ドル台後半に:クラークソンズ

鉄鉱石価格は4月に投機的な上昇が見られたが、今後は下落が続く可能性が高い。主要生産会社の供給が拡大する一方、最大の輸入国である中国の需要が鈍化しているためだ。

  インドのタタ・スチールの戦略的調達担当グループディレクター、ラジブ・ムケルジ氏は質問に電子メールで回答し、「7-12月(下期)には供給が増加する可能性が高いため、市況はさらに緩むかもしれない」と指摘した。同氏は、BHPビリトンやヴァーレなどの生産会社が参加しシンガポールで19日開催される会議で発言する予定だ。

  中国規制当局が投機を取り締まり、価格上昇に伴って鉄鉱石の増産が進む中、4月に鉄鉱石価格を押し上げた中国の活況は続かないとの見通しが広がり、鉄鉱石価格は1年3カ月ぶりの高値から下落している。クラークソンズ・プラトー・セキュリティーズは、価格はピークに達しており、最終的には来年までに1トン当たり30ドル台後半に向け下落すると予想している。

原題:Iron Ore Faces Second-Half Slump as Frenzy Cools, Supply Builds(抜粋)

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