【インサイト】前期GDP上振れの公算、消費税延期の論点に-増島氏
上野英治郎ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の増島雄樹チーフエコノミスト(日本担当)は、2015年度の実質国内総生産(GDP)が速報値の前年度比0.8%増から上振れる公算を18日付英文リポートで指摘した。日本銀行の消費活動指数から消費の上方修正が読み取れるとしている。要旨は以下の通り。
- GDP確報値(12月公表予定)の消費と相関の高い日銀指数は速報値を上回る
- 日銀指数と同水準に消費上振れれば、0.5ポイント高い1.3%成長に上方修正へ
- GDP上振れの可能性を踏まえて、消費税引き上げ再延期は検討されるべきだ
備考:1-3月期GDP大幅予想超、うるう年で1.7%増-2期ぶりプラス

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