GM、5月の米自動車販売は10%超の減少へ-レンタカー会社向け縮小

  • レンタカー会社向けの利益率の低い取引を敬遠
  • 今年全体ではレンタカー会社向け販売を9万台減らす方針

米ゼネラル・モーターズ(GM)の5月の米自動車販売は10%余り減少する可能性が高い。同社がレンタカー会社向けの利益率の低い大口顧客(フリート)契約を控える戦略を強化しているためだ。

  GMはレンタカー会社向けの納入を今月2万台減らすことを明らかにした。これは今年最大で、昨年5月の販売台数(29万3000台)の約7%に相当する。加えて今月は営業日数が2日少なく、納入はさらに7-8%減る可能性がある。業界全体の販売台数が減少する見込みの中で、GMは5月の小売り販売でのシェア上昇を見込んでいる。

  こうした5月のGMの動きは、レンタカー会社向けの販売を減らし、利幅の大きい装備が充実した車を購入する傾向にある消費者向け販売を増やすという同社の方針を裏付けている。同社はまた、レンタカー落ちの中古車の供給についても制限をかけたい方針だ。こうした中古車は消費者が新車に支払う金額を抑えかねない。

  アラン・ベイティ北米担当社長によると、小売り販売は、数量割引の交渉に伴い利益率が最も低くなるレンタカー会社向けをはるかに上回る利益をもたらす。これまで同社は、市場シェアを維持しフル稼働に近い操業を続けるため、生産のほぼ30%をレンタカー会社に振り向けてきた。今年全体ではレンタカー会社向け販売を9万台減らす方針だ。

原題:GM Sales Set to Tumble as Automaker Shuns U.S. Rental-Car Market(抜粋)