米シスコ:5-7月期利益・売上高見通し、市場予想上回る

ネットワーク機器メーカー最大手の米シスコシステムズが18日示した5-7月(第4四半期)利益・売上高見通しはアナリスト予想を上回った。主要事業の需要は力強さに欠けるものの、買収に伴う増収がこれを補った。

  18日の発表資料によると、5-7月期の1株利益は一部費用を除いたベースで59-61セントとなる見通し。売上高は最大で3%増える見込みで、金額ベースでは132億ドル(約1兆4500億円)に相当する。ブルームバーグの集計データによると、アナリストの予想平均は1株利益が58セント、売上高が124億ドルだった。

  チャック・ロビンス最高経営責任者(CEO)は、ハードウエア製品と比べて安価で融通が利くため、顧客からの需要が増しているソフトウエアベースのネットワーキングやセキュリティー・管理製品に軸足を移すことで、成長回復を目指している。あらゆる種類の電子機器の接続を可能にするソフトウエアを提供するジャスパー・テクノロジーズなどの買収を通じて、シスコは高価で目的が限定されるハードウエア製品への依存を減らしつつある。

  シスコ株は決算発表後の時間外取引で一時5%強上昇した。通常取引終値はほぼ変わらずの26.72ドル。年初来では1.6%下げている。

  この日発表された2-4月(第3四半期)の純利益は23億5000万ドル(1株当たり46セント)と、前年同期の24億4000万ドル(同47セント)から減少した。売上高は1.1%減の120億ドル、一部費用を除いたベースの1株利益は57セントとなった。アナリストの予想平均は売上高が119億8000万ドル、1株利益が55セントだった。

原題:Cisco Forecast Tops Estimates as Deals Help Bolster Revenue(抜粋)