米債券市場で6月利上げ観測再燃-FOMC議事録は当局者発言裏付け

  • 割合早期に利上げ議論あると投資家は懸念し始めた-クレディA
  • 議事録公表受けて18日の米国債市場で10年債利回りが急上昇

米連邦公開市場委員会(FOMC)による次回利上げのタイミングを探る債券トレーダーの間で6月説が再燃した。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチは18日早くに顧客向けリポートで、「利上げ懸念」が再び金融市場を捉えたと指摘したが、これは同日午後2時公表のFOMC議事録(4月26-27日開催)で裏付けられた。金利先物市場に織り込まれた6月利上げの確率は現在32%と、17日時点の12%から上昇した。16日時点では4%にすぎなかった。

   クレディ・アグリコルCIBの金利デリバティブストラテジスト、ジョナサン・リック氏は「およそ先週より前の時点では、今夏の利上げの可能性は棚上げにされていた」が、「その後ここ数日で、米当局者発言や経済指標を理由に、割合早い段階で利上げ議論があると投資家は懸念し始めた。議事録は当局者発言を裏付けるとともに、市場の見通しの変化をある程度強固にした」と分析した。

  議事録によれば、経済指標が4-6月(第2四半期)の強めの成長とインフレを示唆すれば6月の利上げが正当化されるだろうとの認識を大半の政策当局者が示した。18日の米国債市場では、10年債利回りが急上昇した。

原題:June Is Back on Bond Traders’ Radar for Next Fed Rate Increase(抜粋)

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