為替トレーダー、米金融当局者のタカ派発言に共感-ドル上昇が再開

通貨バスケットに対するドルの動きを示すドル指数が18日、6週間ぶり高水準を付けた。米金融当局者らのタカ派的発言にトレーダーが共感しているようだ。当局者発言を受けて市場が織り込む9月までの米利上げ確率は高まった。

  10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は18日、上昇を再開した。過去2営業日はほぼ変わらずだった。米地区連銀総裁2人が17日、年内に少なくとも2回の利上げは妥当だろうと発言したことを受けてドルは18日、主要16通貨中15通貨に対して値上がりした。

  三菱東京UFJ銀行の野本尚宏調査役(ニューヨーク在勤)は、市場は利上げリスクを十分に織り込んでいないとし、6月か7月にも引き締めの可能性があるとの見方を表明。三井住友銀行市場営業部為替トレーディンググループの佐藤慎介グループ長は、トレーダーらが利上げに対して全く準備をしないでいることはできないと指摘した。

  フェデラルファンド(FF)金利先物に基づきブルームバーグがまとめたデータによれば、市場が織り込む9月までの利上げの確率は17日に47%と前日の37%から上昇した。6月利上げの確率は12%、7月の確率は28%とみられている。

原題:Currency Traders Warm to Fed Repricing, Reviving Dollar’s Rally(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE