欧州株:上昇、ロイズなど銀行株が高い-米利上げ動向も注目

18日の欧州株式相場は上昇。銀行株の反発が手掛かりとなった。米当局が想定よりも早く利上げに動くとの観測も注目された。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.9%高の337.58で終了。日中安値の0.5%安から切り返した。英国のロイズ・バンキング・グループとバークレイズを中心に銀行株が買われ、指数を押し上げた。一方、金属安を背景に鉱業株が業種別指数の中で最もきつい値下がりとなった。

  米当局が昨年12月以来の利上げに動くとの見方が強まっている。インフレ率が予想を上回ったほか、米地区連銀総裁2人が年内に少なくとも2回の利上げは妥当だろうと発言したことが背景にある。

  ライファイゼン・キャピタル・マネジメント(ウィーン)の株式部門責任者、ヘルベルト・ペルス氏は「米利上げの兆候は、欧州銀行株の投資比率が低かった投資家にとって買い増しの好機として捉えられている」と述べた上で、「小幅上昇に過ぎず、大きくはない。横ばいの動きが続くだろう」と語った。

  個別銘柄では、英高級品メーカーのバーバリー・グループが2.7%値下がり。2年連続で減益となった同社は、今期の利益見通しを下方修正した。スイスの補聴器メーカー、ソノバ・ ホールディングは6.4%下落。下半期利益が予想に届かなかったことが嫌気された。

原題:Europe Shares Rise With Banks as Investors Speculate on Fed Hike(抜粋)

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