アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  18日の中国株式相場は下落。上海総合指数が約2カ月ぶりの安値となった。国内景気減速の兆しや米利上げの可能性が強まる中で、資源銘柄とテクノロジー株を中心に値下がりした。

  上海総合指数は前日比1.3%安の2807.51と、3月10日以来の安値で終了。取引終盤の30分で下げを縮小し、この2カ月にわたり終値ベースで維持してきた2800を上回る水準で取引を終えた。CSI300指数は0.6%安。深圳市場で取引される小型株指標の創業板(チャイネクスト)指数は2.9%安と、1週間ぶりの大幅な下げ。

  海南鉱業(601969 CH)は5.5%下落。ソフトウエアメーカーの北京中長石基資訊技術(002153 CH)と東軟集団(600718 CH)も下げた。

  金曠投資の張海東チーフストラテジスト(上海在勤)は「市場の弱い地合いは依然として経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)に関連している」と指摘。「レバレッジと過剰生産能力の削減に向けた政府の決意はなお固く、さらなる成長鈍化の可能性がある」と述べた。 

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が1.5%安と、3月1日以来の安値で引けた。ハンセン指数も1.5%安。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  18日のインド株式相場は3日ぶりに下落した。自動車関連銘柄の下げが目立った。米当局が速やかに金利を引き上げるとの観測を背景に新興国で株安となった流れを引き継いだ。

  二輪車メーカーのバジャジ・オートと、トラクターメーカーのマヒンドラ・アンド・マヒンドラが大きく下げたほか、自動車メーカーのマルチ・スズキ・インディアは1週間ぶりの大幅安。親会社であるスズキが排ガス・燃費試験で国の規定と異なる測定方法を使用していたと発表し、売り材料となった。発電機メーカーのバーラト重電機はここ8カ月で最長の6営業日続落。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比0.3%安の25704.61で終了。日中安値の1.1%安から下げ幅を縮小して引けた。MSCI新興市場指数は2カ月ぶり安値。米金融当局者らの利上げ容認発言で6月利上げの確率が12%と、これまでの3倍に高まったことが背景にある。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.7%安の5356.20。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.6%安の1956.73。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.2%高の8159.68。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)