マレーシア当局:アブダビとの取引に不正と結論付けるのは時期尚早

  • マレーシア財務省が議会に書面で回答
  • アブダビ政府系ファンドは1MDBから支払い受けていないと主張

マレーシア財務省は17日、同国の政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)とアブダビ首長国の政府系ファンドの間の取引に不正があったと結論付けるのは時期尚早だとの見解を明らかにした。

  国際的な調査の対象となっている1MDBは先月、アブダビのインターナショナル・ペトロリアム・インベストメント(IPIC)に対して行った35億ドル(約3800億円)の支払いを同社が受けていないとすれば、1MDBは詐欺の被害者だと説明していた。この支払いを受けたとされるアバール・インベストメンツPJSリミテッド(アバールBVI)について、IPICは所有権を有していないと主張している。

  同省は議会への書面での回答で、「1MDBからアバールBVIに支払われた総額35億ドルの資金についてはIPICとアバール・インベストメンツPJSに責任があることを証明するため、1MDBは引き続き手段を講じており、精査を続けている」とコメントした。

原題:Malaysia Says Too Early to Conclude Fraud in 1MDB-Abu Dhabi Deal(抜粋)

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