BofAのフロントランニング暴露、不正指摘で報復対象に-女性幹部

  • 性差別訴訟の原告が注文を先回りして利益を得る不適切慣行にも言及
  • 連邦検察当局が捜査してきた疑惑に類似する慣行が行われたと主張

米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)で男性行員の「仲良しクラブ」による性差別が横行していると主張し、同行を提訴した女性マネジングディレクターのミーガン・メシーナ氏は、顧客情報に基づき注文を先回りして利益を得る「フロントランニング」や事実と異なる顧客への説明、債券価格の操作といった行内の不適切な慣行についても訴状で言及した。

  事情に詳しい関係者の1人によれば、ノースカロライナ州の連邦検察当局は少なくとも過去2年にわたって同行のトレーダーがフロントランニングに関与していなかったか捜査を進めてきた。グローバル・ストラクチャードクレジットプロダクツ・チームの共同責任者を務めるメシーナ氏(42)は、類似した慣行がずっと最近も行われていたと訴えた。

  メシーナ氏はマンハッタンのニューヨーク南部地区連邦地裁に16日提出した訴状で、自分が違法と考える一部の同僚の行為を指摘したところ、報復の対象になったと主張。シティバンク内部の投資グループであるシティ・トレジャリーと他の顧客との取引を今年3月にアレンジしようとした際、チームのもう1人の共同責任者が銀行の自己勘定で債券購入するよう勧めたという。

  訴状によると、メシーナ氏は「いつもやっているこの行為が、違法なフロントランニングだと承知のはずだ。私は賛成できない」と話したが、もう1人の共同責任者は、債券を購入して自行の利益のために保有し、シティにオファーを行うことはなかった。

  BofAの広報担当ビル・ホールディン氏は「不適切な行為の申し立てを全て真剣に受け止め、徹底的に調査する」と述べる一方、連邦当局の捜査についてはコメントを控えている。

原題:‘Bro’s Club’ Suit Cites Type of BofA Practices Under U.S. Probe(抜粋)

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