中国の美的、ロボットの独クーカ筆頭株主目指す-追加出資案

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中国最大の家電メーカー、美的集団(ミデア・グループ)は18日、ドイツの産業用ロボットメーカーであるクーカ(KUKA)への出資比率を高めて同社の筆頭株主になることを目指し、株式の追加取得案を発表した。クーカの企業価値を46億ユーロ(約5670億円)と評価することになる。中国企業による欧州企業への出資は、このところ急増している。

  美的は出資比率を少なくとも30%に引き上げられることを条件に、クーカ株を1株当たり115ユーロで取得する案を明らかにした。これはクーカの17日終値(84.41ユーロ)に36%上乗せした水準。出資比率が30%になれば、美的はクーカの筆頭株主となる。美的によると、同社は現在、クーカ株13.5%を間接保有している。

  アウクスブルクに本社を置くクーカは、産業用ロボット市場でファナックやスイスのABBと競合関係にある。美的は工場設備を改良し、人的労働力への依存を小さくすることを目指している。

原題:Midea Makes Offer to Become Biggest Shareholder in Kuka (2)(抜粋)