アジアのヘッジファンド、幹部の採用進める-業界低迷でも

  • グラティキュールは元ブルークレストのキャンディー氏をCEOに
  • BFAMやナイン・マスツ、ミレニアムも採用

グラティキュール・アセット・マネジメントやBFAMパートナーズ、ナイン・マスツ・キャピタルなどアジアのヘッジファンド運用会社が、シニアマネジャーの採用を進めている。ヘッジファンド業界は投資家資金の流出に見舞われているが、これら各社は資産増加に対応している。

  アダム・レビンソン氏率いるシンガポールのマクロヘッジファンド、グラティキュール(運用資産45億ドル=約4900億円)は、ブルークレスト・キャピタル・マネジメントに勤務していたジョナサン・キャンディー氏を最高経営責任者(CEO)として採用した。事情を知る関係者の話と当局への届け出で分かった。

  ベンジャミン・フックス氏のヘッジファンド会社BFAM(運用資産18億ドル)はクレディ・スイス・グループにいたユージン・ファン氏をクレジット投資の担当者として迎えた。BFAMが投資家に宛てた3月のニュースレターで明らかになった。

  事情を知る関係者とライセンス記録によると、グルポBTGパクチュアルの香港ヘッジファンド部門でグローバル株式デリバティブ(金融派生商品)マネジャーとして今年まで働いていたベノイト・ミュロット氏はナイン・マスツの投資チームに加わった。

  340億ドル規模のミレニアム・マネジメントも、スティーブン・コーエン氏のポイント72アセット・マネジメントに在籍していた2人をシンガポール在勤のファンドマネジャーとして採用した。事情を知る関係者が明らかにした。

  グラティキュールとBFAM、ミレニアム、ナイン・マスツの広報担当者はコメントを控えている。

原題:Graticule, BFAM Add Managers Amid Hedge-Fund Industry’s Turmoil(抜粋)

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