米鉱工業生産:2014年以来の大幅な伸び、製造業は3カ月ぶりのプラス

  • 製造業の生産上昇、自動車・同部品などの伸びを反映
  • 全体の鉱工業生産、公益事業の伸びが押し上げ

4月の米鉱工業生産統計では製造業の生産が3カ月ぶりにプラスとなった。

  米連邦準備制度理事会(FRB)の17日発表によると、4月の製造業生産指数は前月比0.3%上昇。前月は0.3%低下だった。

  全体の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)は前月比0.7%上昇と、2014年11月以降で最大の伸びとなった。

  4月は公益事業の生産が5.8%急伸し、約9年ぶりの大幅上昇。温暖だった3月が終わり、電力や天然ガスの需要が通常の水準に戻った。

  クレディ・アグリコルCIBの北米担当チーフエコノミスト、マイケル・キャリー氏(ニューヨーク在勤)は「製造業はゆっくりと回復している」と指摘。「向かい風は弱まっているようであり、同セクターは緩やかなペースで前進している」と述べた。

  石油掘削を含む鉱業の生産は2.3%低下した。原油やガス、石炭の著しい減産を反映した。

  自動車・同部品を除く製造業の生産は0.2%の上昇。

  製造業の設備稼働率は75.3%で、前月の75.1%から上昇した。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:Factory Output in U.S. Increases for First Time in Three Months(抜粋)

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