米消費者物価指数:4月は前月比0.4%上昇-13年2月以来最大の伸び

  • エネルギー項目が反発し、ガソリンは前月比8.1%の大幅上昇
  • サービスは0.3%上昇、一方で新車・中古車とも値下がり

4月の米消費者物価は3年ぶりの大幅な伸びとなった。インフレが金融当局の目標に向かって加速しつつある可能性が示された。
 
  米労働省の17日発表によると、4月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇と、2013年2月以来最大の伸び。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.3%上昇だった。前月は0.1%上昇。

  4月の食品とエネルギーを除くコアCPIは0.2%上昇した(前月0.1%上昇)。

  PNCファイナンシャル・サービシズ・グループのチーフエコノミスト、スチュアート・ホフマン氏は「インフレの芽は出つつあるが、勢いが全開なわけではない」と指摘。「今回の上昇分の一部は単に、これまで見られた原油・ガソリンのファンダメンタル要因による大幅下落の反動で、残りは経済のサービス分野だ」と分析した。

   全指数構成要素の約60%を占めるサービス項目は前月比0.3%上昇と前月の0.2%上昇から加速した。家賃や医療費、自動車保険料、航空運賃の上昇が押し上げた。

  エネルギー項目は前月比3.4%上昇と13年2月以降で最大の伸び。ガソリンは8.1%上昇と、12年8月以来の大幅な上昇だった。食品は0.2%上昇。前月は0.2%低下していた。一方で衣料品や新車、中古車などは値下がりした。

  4月の総合CPIは前年比では1.1%上昇と、前月の0.9%上昇から伸びが加速。コアCPIは前年比2.1%上昇(前月2.2%上昇)だった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Consumer Prices in U.S. Climbed in April by Most Since 2013 (1)(抜粋)