【インサイト】消費税上げ再延期なら日本株上昇-成長率増加は期待薄

ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の増島雄樹チーフエコノミスト(日本担当)は、消費税引き上げ再延期なら株高は望めると予想した上で、労働生産性向上を含む構造改革が伴わなければ金融政策と同じ時間稼ぎ、問題先送りでGDP押し上げは期待しにくい、と16日付英文リポートで指摘した。

  • 消費税上げ延期の議論浮上、状況次第で「何らかの判断」と稲田自民政調会長
  • ノーベル経済学賞受賞のスティグリッツ、クルーグマン両氏は税上げ延期主張
  • 国際通貨基金(IMF)は予定通りの消費税上げを、との提言を報告書に記載
  • 延期実現なら景気浮揚期待や消費関連株の連想買いで株価の上昇は期待できる
  • 延期なら駆け込み需要なくなりGDPは16年度0.4%低下-17年度は0.6%上昇
  • 延期でTOPIXが10%高になっても、消費増加効果はGDPで0.1%にどまり
  • 14年4月の消費増税なかった場合の試算は、GDP13年度1.2%で14年度0.3%
  • 5%から8%の消費増税受けた成長率は13年度2.0%、14年度はマイナス1.0%
  • 前回消費税上げによる6.3兆円国税増考えれば、税収の使途も含めた議論が重要
  • GDP16年1-3月速報は18日発表-市場予想0.3%と2期ぶりにプラス成長
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