中国A株のMSCI採用で前進か、株式の売買停止制限へと中国証券報

  • 上海、深圳の証券取引所は来週にも取引停止の新ルール公表と証券報
  • 任意での取引停止を抑制し、売買停止期間を制限することが目的

中国の上海、深圳両証券取引所は来週にも株式の売買停止に関する新たなルールを公表する見通しだと、中国証券報が報じた。取引停止が制限されれば、中国A株がMSCI指数に採用される確率が高まると考えられる。

  17日の中国証券報によると、上海証券取引所の匿名の当局者の話として、新ルールは中国本土の上場企業による任意での取引停止を抑制し、売買停止期間を制限することを目的としている。一部の上場企業は、株価を押し上げるため合併・買収(M&A)計画を発表し、その後物別れに終わったことを明らかにしても売買を停止できる現行制度を悪用しているという。

  UBSセキュリティーズの中国担当チーフストラテジスト、高挺氏(上海在勤)は電話取材に対し、「ルールを変更すれば中国A株のMSCI指数への採用に向けた障害を取り除くことにもなる」と指摘。「昨年7月の相場急落時には1000銘柄を超える株式の売買が停止された。規制当局は取引停止が乱用されていると明らかに考えており、これに対処することを目指している」と述べた。

原題:China to Restrict Trading Halts, Report Says, Boosting MSCI Odds(抜粋)