米プロスパーがフォートレスなどと協議、資金受け入れも-関係者

  • プロスパーは「ピアツーピア(P2P)」サービスを手掛ける
  • レンディングクラブの問題がオンライン融資業界の重しとの指摘も

オンラインで個人融資を仲介する「ピアツーピア(P2P)」サービスを手掛ける米プロスパー・マーケットプレイスは出資を受ける可能性をめぐり、フォートレス・インベストメント・グループなど複数の投資家と協議した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  先週、競合相手のレンディングクラブは内部統制上の問題が見つかり、創業者で会長兼最高経営責任者(CEO)を務めていたルノー・ラプランシュ氏が辞任したと発表。プロスパーは数カ月前から、ローン債権の買い手探しに苦労するようになっていたが、レンディングクラブの発表以降、一段と厳しい状況となった。レンディングクラブは16日、大陪審への召喚状を米司法省から受け取ったと、届け出で明らかにした。

  事情に詳しい関係者が5月初旬に明らかにしたところによれば、レンディングクラブの発表前の段階で、プロスパーはコスト削減のため従業員の28%削減を計画していた。プロスパーのアーロン・ベルモットCEOは今年の自身の給料を返上する。

  この問題が非公開であることを理由に同関係者が匿名で明らかにしたところによれば、プロスパーとフォートレスなどとの協議は初期の段階にあり、合意に至らない可能性もある。プロスパーの広報担当、サラ・ケーン氏は電子メールで、コメントを控えると説明した。フォートレスの広報担当、ゴードン・ラント氏もコメントを控えた。

  ペン・ミューチュアル・アセット・マネジメントのアナリスト、ジェーソン・メリル氏はレンディングクラブの問題がオンライン融資業界全体の重しとなっていると指摘した。投資家の間では、オンライン融資のリスクを補うだけの利子を得られないのではないかとの懸念が強まっている。調査会社エンピラサイン・ストラテジーズによると、シティグループがプロスパーのローン債権を束ねて投資家に販売した債券の価格は先週、額面1ドル当たり4セント下落して93セントとなった。

原題:Prosper Said to Meet Fortress, Others About Capital Injections(抜粋)

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