26年冬季五輪招致、札幌が今夏にもJOCに計画提出へ-2回目目指す

  • 26年冬季五輪の開催経費は最大約4600億円-札幌市の試算
  • 市スポーツ局招致推進部調整課の里忠克課長が取材で語った

北海道札幌市は2026年の冬季五輪・パラリンピックの招致に向けて、今年夏以降にも日本オリンピック委員会(JOC)に立候補の計画を提案する考えだ。実現すれば札幌では54年ぶり2回目の冬季開催になる。

  札幌市スポーツ局招致推進部調整課の里忠克課長は17日、ブルームバーグの電話インタビューで「今年の夏以降、リオデジャネイロのオリンピック・パラリンピックが終わった後に、札幌市としての招致提案をJOCに行う考えだ」と述べた。26年の招致プロセスが国際オリンピック委員会(IOC)総会で公表されてから具体的に行うとしている。

  既に公表済みの冬季オリンピック・パラリンピック開催概要計画案では、72年の札幌冬季五輪で使用した競技施設などのレガシー(遺産)を活用し、競技施設の9割は選手村から30分以内で移動可能としている。アルペンの競技会場はニセコ、選手村は札幌ドーム隣接地などを計画として盛り込んだ。開催費は最大で4565億円、開催地負担分は最大1102億円を見込んでいる。

  冬季五輪・パラリンピックはアジアでは、72年の札幌、98年の長野に続き、18年は平昌(韓国)、22年に北京(中国)での開催が決まっている。札幌市が具体的な概要計画をまとめたことで、里課長は「今後市民のみなさんと計画を共有し、機運を高めて夏に向かっていく」と語った。

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