ポールソン、製薬のエンドーとエイコーンの株保有3倍に-1~3月期

  • 特殊医薬品関連株は大きく売られ過ぎ、かなりの上値見込む
  • 他のヘッジファンドの多くはヘルスケア関連の投資を売却

資産家ジョン・ポールソン氏率いるポールソン社は1-3月(第1四半期)にアイルランドの製薬会社エンドー・インターナショナルと米製薬会社エイコーンの株式保有を3倍に拡大した。他のヘッジファンドの多くはヘルスケア関連銘柄を売却しているが、ポールソン社は投資を維持した。

  16日の米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、ポールソン社はエンドー株の保有を622万株増やした。3月末時点での保有株の評価は2億6800万ドル(約292億円)となった。カナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルの元幹部ラジブ・デ・シルバ氏が率いるエンドーは買収やレバレッジ利用をめぐる調査に直面している。

  ポールソン社は眼科用のジェネリック製品を手掛けるエイコーンの株式保有を3月末時点で932万株(2億1900万ドル相当)に増やし、2番目の大株主となった。

  ヘルスケア関連株の過去数四半期の値下がりは、ポールソン社の運用資産が2011年のピークの380億ドルから約130億ドルに縮小した一因だ。ポールソン社の広報担当を務めるペッパーコムのアーメル・レスリー氏は、「特殊医薬品関連株は大きく売られ過ぎているため、現水準から今後かなりの上値があると見込む」とコメントした。

原題:Paulson Triples Stakes in Endo, Akorn as Other Hedge Funds Sell(抜粋)