中国、ドローン購入の香港市民拘束-共産党ナンバー3訪問控え緊張

中国共産党の序列3位である張徳江全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員長が17日に香港を訪問する。中国当局はそれに先立ち、一般用ドローンを購入したとされる香港市民1人を拘束。中国・香港双方の当局者が不測の事態への警戒を強めていることを示している。

  中国国営の新華社通信は15日、容疑者(56)がドローンを使って張委員長の訪問を妨害するつもりだったと報道した。香港に隣接する深圳市の警察情報を引用して伝えた。同容疑者は香港の野党勢力を長年支援してきた人物で、深圳で拘束されたという。

  張委員長の香港訪問は、2012年に胡錦濤国家主席(当時)が同地を訪れて以降、最も高位の中国当局者によるものとなる。胡氏が訪れた際は民主化を求める市民らと当局の衝突が起きた。当局は今回の張委員長の滞在中、警官を最大6000人投入すると言われている。これは4年前の胡氏訪問時の2倍に当たる陣容。

原題:China Detains Hong Kong Drone Buyer Ahead of State Leader Visit(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE