EUはヒトラーやナポレオンと同じ、悲劇的結末も-前ロンドン市長

  • ジョンソン氏は英紙サンデー・テレグラフとのインタビューで発言
  • 欧州統合の企ては数千年にわたり広く繰り返されてきたと前市長

英国の欧州連合(EU)離脱推進派として知られるボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、EUをヒトラーやナポレオンになぞらえ、欧州を統合しようとする試みは「悲劇的な」結末を迎えることが多いと批判した。

  与党保守党の有力政治家であるジョンソン氏は15日付の英日曜紙サンデー・テレグラフとのインタビューで、「失われた黎明(れいめい)期、すなわちローマ帝国の下で平和と繁栄を謳歌(おうか)した黄金時代を取り戻すことを目指し、さまざまな人々や機関が『フロイト的』な強迫観念に駆られたように欧州を統合する企てを数千年にわたり広く繰り返してきた。それが歴史の真実だ。ナポレオンやヒトラーなどさまざまな人々がこれを試みたが、悲劇的な結果に終わった」と主張した。

  キャメロン英首相は「欧州諸国間の将来の衝突を避ける必要」があるとしてEU残留を呼び掛ける演説を行ったが、これを批判したジョンソン氏が今度は持論を展開した。EUをナチス・ドイツと同一視するものではないと同氏は強調しているものの、EU離脱の賛否を問う6月23日の国民投票を控えて、議論が辛辣(しんらつ)さを増している状況が浮き彫りになった。

原題:Johnson Invokes Hitler as Brexit Debate Rhetoric Intensifies (1)(抜粋)

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