ゴールドマンやクレディSと追加緩和前に意見交換-ECBが情報開示

  • 透明性向上のために年初から理事会メンバーのスケジュールを公開
  • ブラックロックやムーア・ヨーロッパ、HSBCの担当者とも面会

欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーが、米銀ゴールドマン・サックス・グループや米資産運用会社ブラックロック、クレディ・スイス・グループ、ムーア・ヨーロッパ・キャピタル・マネジメントなどの銀行および投資運用会社の担当者と2月に会っていたことが、ECBが13日公表したスケジュール記録で明らかになった。

  ECBは透明性向上のために年初から3カ月遅れで理事会メンバーのスケジュールを公開している。ドラギ総裁が追加緩和の必要性を示唆した1月21日の政策委員会から、買い入れ資産に社債を加える購入プログラム拡充と利下げを決定した3月10日の政策委までの期間のうち、政策委前の1週間の「ブラックアウト期間」を除いた部分が今回の公表対象。

  公開されたスケジュールによれば、コンスタンシオ副総裁と市場責任者のクーレ理事はそれぞれ、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれた上海で、ゴールドマン・サックスの担当者と2月27、28日に個別に面会。クーレ理事はこの2日間にクレディ・スイスおよびブラックロックの担当者とも会った。グローバル経済と金融の問題がテーマだったという。

  ドラギ総裁は、英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の担当者と2月3日に欧州連合(EU)の「経済・金融問題」について意見交換した。プラート理事はノムラやBNPパリバ・フォルティス(ブリュッセル)の担当者と会い、ニューヨークのSGHマクロ・アドバイザーズも訪問。メルシュ理事はルービニ・グローバル・エコノミクスとムーア・ヨーロッパ、クーレ理事はドイツ銀行や英銀HSBCホールディングス、コンスタンシオ副総裁はアクサ・グループの担当者とも面会した。

原題:ECB Met With Goldman Sachs and Peers Before March Stimulus Boost(抜粋)

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