レノバ、国内再生可能エネルギー市場で太陽光発電以外の事業も視野

再生可能エネルギー電源の開発会社レノバは、太陽光発電能力を計300メガワット(30万キロワット)以上に拡大することを目指している。太陽光エネルギーの買い取り価格が引き下げられる中、事業分野を拡大するため、他のクリーンエネルギー技術の利用も視野に入っている。

  レノバは2000年に廃棄物リサイクル事業で創業。現在、国内で操業・建設中の太陽光発電能力は約190メガワット。

  レノバ経営企画室の冨田幸賞・室長はインタビューで「足元はメガソーラーを着実に仕上げる。その後に風力、バイオマスをしっかり、ある一定規模やっていきたい。その先に地熱もしっかりやりたい」と述べた。

  同社は現在、岩手県九戸郡軽米町で出力48メガワットの太陽光発電所を建設中。さらに同町で70メガワットの太陽光発電の計画がある。

  冨田室長によると、レノバは太陽光発電施設建設資金の一部を「匿名組合出資」という形で調達している。この計画では、決算報告を実施したり株主総会を開催したりすることなく配当を受け取ることができるため、個々の太陽光発電プロジェクトごとに株式会社を設立するよりも高い流動性を確保できるという。

  軽米プロジェクトは、三菱UFJリースと三井住友ファイナンス&リースと匿名組合を組成して建設されている。みずほ銀行などの銀行からもプロジェクトファイナンス融資を受けている。

原題:Renova Eyes Growth in Renewables Market in Japan Beyond Solar(抜粋)