アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  13日の中国株式相場は下落。週間ベースでは上海総合指数が4週続落と、2年間で最長の値下がり局面となった。景気が減速しているにもかかわらず、当局が新たな刺激策を控えるとの懸念が広がり、金属相場や人民元が下げた。

  上海総合指数は前日比0.3%安の2827.11で終了。週間では3%下落した。CSI300指数は前日比0.5%安。14日に4月の工業生産や小売売上高が発表される。

  招銀国際証券の蘇沛豊ストラテジストは、「投資家は週末に発表される中国指標で、3月の景気回復の勢いが4月も持続できているかどうか確認しようとしている」と指摘した。

  週間ではCSI300指数の業種別指数のうち、素材やエネルギーの下げが目立った。13日の取引では、エン州煤業 (600188 CH)や深圳市中金嶺有色金属(000060 CH)などが下げた。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前日比1.3%安で終了。4月の高値からは10%下落し、調整局面入りした。ハンセン指数は前日比1%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  13日のインド株式相場は2週間ぶり大幅安となった。4月にインフレが予想以上に加速したことを受け、インド準備銀行(中央銀行)が追加利下げに踏み切れるかどうかをめぐる懸念が強まった。

  指標のS&P・BSEセンセックスの構成銘柄の中では、アダニ・ポーツ・アンド・エコノミック・ゾーンが最もきつい値下がり。インド最大の消費財メーカー、ヒンドゥスタン・ユニリーバは2カ月ぶり安値に沈み、ブハルティ・エアテルは1週間ぶり安値、ドクター・レディース・ラボラトリーズは今週3日目の下げとなった。ICICI銀行とタタ・スチールも大きく下げた。

  センセックスは前日比1.2%安の25489.57で終了。これは4月28日以来の大幅安。前日の取引終了後に発表された4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.39%上昇と、4月の4.83%から上昇率が加速した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト35人の予想中央値は5.05%だった。
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.6%安の5328.99。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.5%安の1966.99。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.7%安の8053.69。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE