独フォルクスワーゲンの1-4月欧州市場シェア、5年で最低に

ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の欧州自動車市場でのシェアは4月、8カ月連続で低下した。ディーゼル車の排ガス不正が響き、スポーツ型多目的車(SUV)の買い手がBMWやメルセデス・ベンツに流れた。

  欧州自動車工業会(ACEA)の13日の発表によると、4月のVWのシェアは25.4%と前年同月の26.2%から低下した。1-4月のシェアは23.9%と、2011年以来の24%割れ。業界全体の4月の欧州販売台数は前年同月比9%増の132万台。VWの4月の増加率は5.3%にとどまった。

  VWが昨年表面化した不正問題の影響に苦しむ中で、BMWの同名ブランドとダイムラー傘下のメルセデス、フィアット・クライスラー・オートモービルズが欧州でのシェアを伸ばしている。人気が高まっているSUVの品ぞろえ強化が奏功した。

  ダイムラーの4月販売は22%増で欧州での大手10メーカー中最大の伸び。メルセデス部門が23%増だった。BMWの主ブランドは11%増、フィアット・クライスラーは14%増えた。

原題:VW’s European Market Share Slumps to Five-Year Low on Scandal(抜粋)