シンガポールのSCキャピタル、香港不動産を選好-日本の物件も検討

  • 最近の値下がりで香港の不動産に投資妙味とSCキャピタル
  • 東京の郊外や大阪にあるオフィスや商業施設の資産が魅力的

シンガポールの不動産プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社SCキャピタル・パートナーズ(運用資産12億ドル=約1300億円)は、香港の不動産市場について最近の値下がりで投資妙味があると指摘した。

  創業者のスチャッド・チアラヌサッティ氏は同氏のオフィスで行われたインタビューで、シンガポール政府は来年末まで住宅ローン規制を維持すると予想。一方、香港では住宅やオフィス、ホテルの価格が下落し、割安感が高まっていると語った。

  中原地産のデータによると、香港の住宅価格は昨年9月のピークから約13%下落した。一方、シンガポールの住宅は9月以降1.2%の値下がりで、2013年のピークからは9%下落。SCキャピタルは日本とオーストラリア、中国への投資も検討。日本については東京の郊外や大阪にあるオフィスや商業施設の資産が魅力的とみている。

原題:Singapore Fund Likes Hong Kong Property as Curbs to Stay at Home(抜粋)