中国:経済界大物や共産党幹部の個人情報が流出-ツイッター上で

  • IDや住所などがツイートされ、その後削除
  • 情報が本物であれば中国最大級のオンライン流出事件となる

中国で数十人の共産党当局者に加え、馬雲(ジャック・マ)氏や王健林氏といった経済界の大物の個人情報が米ツイッターのアカウント上に流出したもようだ。全ての情報が本物であれば、慎重な扱いを要する情報のオンライン流出としては国内最大級の事件となる。

  12日に停止されたこのアカウントの投稿者は、ツイートした情報は政府や銀行・テクノロジーといった業界でよく知られた人物の公的なIDカード(身分証明書)から住所に至る個人データだと主張。こうした人物の子供の詳細だとする情報も掲載された。ツイートの多くはすぐに削除されたが、ブルームバーグは少なくとも2つのIDが本物であると確認した。

  問題となっているアカウント名は中国語で「身分証」を意味する。投稿者は中国では慎重に扱うべき情報であっても、またいかに地位が高くとも、個人情報が闇ルートを通じて容易に入手できることを暴くことが狙いだとツイートした。

  アリババ・グループ・ホールディングの馬会長や大連万達集団を創業した王氏に加え、テンセント・ホールディングス(騰訊)の馬化騰会長、小米の共同創業者、雷軍氏らの情報だとする投稿に加え、1級行政区(省・直轄市・自治区)要人についての投稿もあった。ブルームバーグは全投稿の正確性を確認できていない。

  小米はコメントを控えた。アリババとテンセントはコメント要請に応じていない。大連万達は現時点でコメントはないとしている。

  ツイッターは中国本土内では基本的にアクセスできない。ツイッターでは他人の個人情報公開が禁じられており、今回のツイートがいつ、どのようにして削除されたのかは不明。ツイッターの広報担当者はプライバシーを理由に個人利用者についてのコメントを控えた。

原題:Chinese Tycoons, Party Officials’ Data Leaked on Twitter (2)(抜粋)

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