オッペンハイマーファンズ、商品ファンドを清算へ-損失継続で

  • ファンドの運用資産は2008年の22億ドルから2億6700万ドルに減少
  • 7月15日かその前後に清算予定:ウェブサイト

オッペンハイマーファンズは19年間運用してきた商品ファンドを清算する見通しだ。数年にわたって損失が続いたことに加え、過去数十年で最大の原油価格下落が響いた。

  同社はウェブサイトで、「コモデティ・ストラテジー・トータルリターン・ファンド」を7月15日かその前後に清算する予定であることを明らかにした。ブルームバーグが集計したデータによれば、同ファンドの運用資産は2億6700万ドル(約290億円)と、2008年時点の22億ドルから落ち込んでいる。

  目論見書によると、同ファンドは10年より後、毎年損失を出しており、昨年の運用成績はマイナス28%と08年以来の低水準。同社によれば、05年末時点での同ファンドへの1万ドルの投資は昨年末時点で2809ドルに目減りした計算になる。ブルームバーグ商品指数に同額の投資をした場合は5146ドルとなっていた。

  JTDエナジー・サービシズ(シンガポール)のチーフストラテジスト、ジョン・ドリスコル氏は 「下降傾向が継続する場合は特に、投資家は商品市場の周期的な変動とボラティリティを簡単に怖がるようになり得る」と指摘。「商品ファンドが合理化の過程にあっても驚きではない。投資家が商品市場へのエクスポージャーの拡大、あるいは投資先の多様化を望むなら、マネージドファンドに高いコストを支払うより上場投資信託(ETF)を取引した方がずっと簡単だろう」と述べた。

原題:OppenheimerFunds Liquidates Commodities Fund After Years of Loss(抜粋)

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