金需要が過去2番目の高水準、ETFの購入拡大で-1~3月

  • 投資倍増で1~3月の金需要は21%増加:WGC
  • インドと中国の消費者による購入、ストや金価格上昇で落ち込む

1-3月(第1四半期)の世界の需要が四半期ベースとしては過去2番目の高水準に増加した。金ファンドの購入が拡大し金投資が倍増したことが要因。

  産金業界団体ワールド・ゴールド・ カウンシル(WGC)が12日発表したリポートによると、金需要は1-3月に前年同期比21%増加し1289.8トン。2000年以降のデータによれば、これは四半期ベースでは12年10-12月(第4四半期)に次ぎ2番目の高水準。ただ、インドの宝飾業者がストライキに入ったほか、価格上昇で購入が抑制されているため、宝飾向け需要は19%落ち込んだ。

  2大消費国であるインドと中国の需要が鈍化したものの、金価格は1-3月に16%上げ、ここ30年で最大の上昇率を示した。株式市場の変動で金連動型上場投資信託(ETF)への投資が拡大したほか、米国の低金利が続くとの見通しが示され、一部の国々や地域でマイナス金利が導入されたことも価値の保存手段としての金の需要を押し上げた。

  ロンドンに拠点を置くWGCの市場情報責任者アリステア・ヒューイット氏は電話インタビューで、「今年は非常に好調なスタートを切っている。投資需要は明らかに目に見えて堅調だが、中核市場は強い逆風にさらされている」と指摘した。

原題:Gold Fund Buying Frenzy Spurs Demand to Second-Highest Ever (2)(抜粋)

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