台湾の鴻海精密:1-3月期は減益-スマホ市場の世界的な低迷が響く

米アップル製品などを受託生産する台湾の鴻海精密工業の1-3月(第1四半期)は9.2%減益となった。世界的にスマートフォン市場の低迷が悪化しつつある兆候が強まった。

  第1四半期純利益は276億台湾ドル(約920億円)に落ち込んだ。アナリスト予想平均は283億台湾ドルだった。営業利益率は3.69%と、前年同期の3.81%を下回った。

  スマホ業界は過去最悪の低迷に見舞われており、鴻海も業績が悪化した1社となった。同社株は年初来9%余り下落。ソニーや小米の受託生産を手掛ける子会社の富知康集団(FHモバイル)は今年上期の利益が前年同期比で最大92%減少すると警告している。

  鴻海は10日に4月の売上高が前年同月比8.5%減少したと発表。同社は売上高の詳細や見通しを開示しておらず、投資家向け説明会も行っていない。
  

原題:IPhone Assembler Hon Hai’s Profit Slides as Smartphones Wilt (1)(抜粋)