アジア・太平洋株式サマリー:上海総合、香港が下落-インドは上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  12日の中国株式市場で上海総合指数は小幅下落。経済指標の発表を控えて、工業株や生活必需品銘柄を中心に売られた。公益株の上昇で全体の下げが抑えられた。

  上海総合指数は2835.86で終了。前日からの下落率は0.1%未満にとどまった。業種別では工業が最大の値下がり。一方、四川川投能源(600674 CH)は今年に入って最大の上昇を記録し、公益株の上げを主導。新規融資やマネーサプライが12日にも発表される可能性があるほか、週内に工業生産や小売売上高も発表される。
  
  UOBケイ・ヒアン・ホールディングスの機関投資家向け販売担当エグゼクティブディレクター、スティーブン・レオン氏(香港在勤)は、「経済は非常に長い期間、現在の低い水準にとどまりそうだが、投資家は追加刺激策を期待していないように思われる」と指摘した。

  工業株の指数は0.6%安と、CSI300指数の業種別指数で最大の下落となった。春秋航空(601021 CH)が3.9%安。上海外高橋集団(600648 CH)は3.4%安。前日に上昇していた生活必需品株とヘルスケア銘柄の指数も共に0.4%下げた。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.4%安で終了し、ハンセン指数は0.7%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  12日のインド株式相場は2週間ぶり高値を付けた。経済関連法案をめぐる議会審議への楽観が広がった。引け後にはインフレと鉱工業生産の指標が発表された。

  ICICI銀行とインドステイト銀行、HDFC銀行の上げが目立った。指標のS&P・BSEセンセックス構成銘柄のうち、製薬会社ドクター・レディース・ラボラトリーズの上昇率が首位。アジアン・ペインツは11日発表のグループ売上高がアナリスト予想を上回り、上場来高値まで買われた。タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は1.9%上げた。

  センセックスは前日比0.8%高の25790.22と、4月27日以来の高値で引けた。インド議会は11日に破産法改正案を通過させた。企業活動の支援を公約に掲げているモディ首相はその達成に一歩近づいた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.2%安の5359.30。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.1%安の1977.49。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.3%安の8108.05。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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