ノルウェー中銀、政策金利0.5%に据え置き-石油収入取り崩し膨らむ中

ノルウェー中央銀行は12日、政策金利据え置きを発表した。政府がリセッション(景気後退)入りを防ごうと石油収入を取り崩す中で過去最低の金利を維持した。

  中銀は翌日物預金金利を0.5%で維持した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では18人中17人が据え置きを予想していた。3月には0.25ポイントの利下げを実施した。

  中銀は声明で「消費者物価インフレは高止まりしているが、通貨クローネの上昇で3月時点の見通しよりやや速いペースでインフレが低下するかもしれない。一方、原油価格上昇が不透明感を後退させ、ノルウェー経済の成長が幾分高まる可能性もある」と説明した。

  政府は11日、石油収入を積み立てた政府系ファンドからの資金引き出しを増やすことを明らかにした。政府が景気刺激措置を強化する一方、中銀は一段の利下げに対して慎重さを増している。

原題:Norway Keeps Rate at Record Low as Oil Wealth Spending Jumps (1)(抜粋)