チューリッヒ:1-3月純利益、予想上回る-損保部門のてこ入れ継続
Jan-Henrik Försterスイス最大の保険会社チューリッヒ・インシュアランス・グループの1ー3月(第1四半期)利益はアナリスト予想を上回った。マリオ・グレコ最高経営責任者(CEO)は最大部門である損害保険部門のてこ入れを続けている。
12日の発表によると、純利益は8億7500万ドル(約950億円)と、前年同期の12億2000万ドルから28%減少。ブルームバーグが調査したアナリスト予想(7億4500万ドル)は上回った。
ジョージ・クイン最高財務責任者(CFO)は発表資料で、「損害保険事業の業績を改善させるために講じた措置が奏功しつつある」と指摘。損保事業が昨年7ー9月(第3四半期)、10ー12月(第4四半期)に連続して営業赤字を計上した後、同社は経費削減策を発表していた。
1ー3月の損保部門の営業利益は前年同期比23%減の5億4200万ドル。
原題:Zurich Insurance Net Beats Estimates as Overhaul Continues (1)(抜粋)
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