トランプ氏:11月までに納税申告書の公表見込まず

  • 「そこから分かるものは何もない」とAPの取材にコメント
  • 公表拒否なら「不適格」-12年の大統領選共和党候補のロムニー氏

不動産王ドナルド・トランプ氏が納税申告書を11月より前に公表することを拒否するなら、米大統領選挙で共和党からの候補指名には「不適格になる」と、2012年大統領選で共和党候補だったロムニー元マサチューセッツ州知事が指摘した。

  AP通信の報道によると、トランプ氏は監査が続いていることを理由に「11月より前に納税申告書を公表することを予想しておらず」、米内国歳入庁(IRS)の監査終了後に公表する考えを示唆した。「そこから分かるものは何もない」と同氏は述べたという。

  非営利組織タックス・アナリスツでタックス・ヒストリー・プロジェクトのディレクターを務める税関連の歴史研究者ジョゼフ・ソーンダイク氏は、トランプ氏が11月8日の本選挙前に納税申告書を公表しないなら、「個人資産に関する秘密が前例のないレベルになる」と指摘。ジミー・カーター氏以降、主要政党のどの候補も「少なくとも1件は申告書を公表しており、多くの場合、それよりずっと多数だった」と述べた。

原題:Trump Says Doesn’t Expect to Release Tax Returns by November (1)(抜粋)