仏クレディ・アグリコル:1-3月は減益-トレーディング収入低迷

  • 仏リテールバンキング部門LCLが32%減益、純金利マージン低下
  • 3月末時点の普通株ティア1比率は10.8%、昨年末から上昇

  フランスの銀行クレディ・アグリコルの1-3月(第1四半期)決算は減益となった。トレーディング収入の減少が響いた。同行は資本構造の効率化に向けた再編に着手している。

  12日の発表資料によると、純利益は2億2700万ユーロ(約280億円)と前年同期の7億8400万ユーロから減少した。ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均(2億2000万ユーロ)とほぼ一致。再編費用はネットベースで3億9900万ユーロだった。

  フランス国内のリテールバンキング部門、LCLの利益は32%減の8500万ユーロ。純金利マージンの低下がLCLの収入に「大きく影響した」という。また、債券トレーディングの低迷で投資銀行を含む部門は51%減益。エネルギー関連融資で引当金を積んだこともあり、法人・投資銀行部門の貸倒引当金は51%増の1億2200万ユーロに上った。

  3月末時点の普通株ティア1比率は10.8%と、昨年末の10.7%から上昇した。

原題:Credit Agricole Quarterly Profit Falls on Decline in Trading(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE