香港の不動産市場は「急落」のさなか-ヘイマン・キャピタルのバス氏

  • アジア新興市場国で与信が「無謀な」ペースで拡大
  • 中国は既に「いわゆるハードランディング」を経験している

中国経済の鈍化を予想しているへッジファンドマネジャー、カイル・バス氏は11日、香港の不動産市場が「フリーフォール(急落)」のさなかにあると述べるとともに、東南アジアの新興市場国について与信拡大が今後表面化すると予想した。

  ヘイマン・キャピタル・マネジメントのバス氏はラスベガスで開催された「スカイブリッジ・オルタナティブ・カンファレンス」で「現在の香港は1997年の危機前より悪い状況にある」と語った。またマレーシアとタイを引き合いに、アジア新興市場国で与信が「無謀な」ペースで拡大していると指摘した。

  中国に関しては「特定の生産レベルあるいは国内総生産(GDP)の数字について真実を語れないだろう。当面はこれらの数字をごまかすことも可能かもしれない」と述べる一方で、「ただ貿易相手が真実を語っているのが実態で、主要な貿易相手で何が起きているかは既に分かっている」と述べた。

  バス氏によると、中国は「世界でこれまでで最大級のマクロの不均衡が生じている」与信システムの1つ。中国は既に「いわゆるハードランディング」を経験しているという。バス氏は自身について中国の「永遠の弱気派」ではなく「現実主義者」だと語った。

原題:Hayman’s Bass Says Hong Kong Property Market Is in ‘Free Fall’(抜粋)

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