英国の関心は「Brexit」に集中-英中銀が最新予測を公表へ

  • 調査ではエコノミスト全員が政策金利の0.5%据え置きを予想
  • 不透明感が成長の重しになりそうだと金融当局者は既に警告

イングランド銀行(英中央銀行)は12日の金融政策委員会(MPC)で、英国の欧州連合(EU)離脱(「Brexit」)の是非を問う国民投票が国内経済に与える影響について最新の見解を示す見通しだ。英国ではEU離脱が最大の関心事となっている。

  国民投票まであと6週間。カーニー英中銀総裁など金融当局者は不透明感が成長の重しになりそうだと既に警告しており、それは統計にも表れ始めた。ブルームバーグ調査によれば、エコノミスト全員が政策金利の0.5%での据え置きを予想しているが、バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチによると、9人から成るMPCのうち1人か2人が利下げを主張する可能性がある。

  マークイット・エコノミクスが先週発表した4月のサービス業の活動を示す購買担当者指数(PMI)は約3年ぶりの低水準に落ち込んだ。同社によると、Brexitをめぐる不透明感で需要に悪影響が出ている。サービス業は英国経済で最大の部分を占める。3月の鉱工業生産は予想を下回り、貿易も成長を下押している。消費が主導する経済の要である小売売上高も2008年以来の大幅な減少となった。

原題:Brexit Dominates Agenda as Bank of England Unveils New Forecasts(抜粋)