ボーイング:競争力ある価格目指す-MAXの一部モデルで設計変更も

  • 経費削減や工場でのロボット活用拡大を進める
  • 狭胴型機のシェアは「妥当な」水準目指す-幹部が投資家会合で語る

米航空機メーカー、ボーイングは小型旅客機737MAXの一部モデルについて設計変更を検討するとともに、経費削減や工場でのロボット活用の拡大を進めている。世界の航空機市場における過酷な競争で後れを取らないようにするためだ。

  ただ同社幹部は11日の投資家向け年次会合で、長年のライバルである欧州エアバス・グループやカナダのボンバルディアとの競争でボーイングが行えることには限界があると述べた。会合の模様はシアトルからウェブ放送され、デニス・ムーレンバーグ最高経営責任者(CEO)が「グローバル産業の勝者」としての同社のビジョンを示した。それによると、現金をよどみなく株主に還元し続けながら2010年代の終わりまでに10%台半ばの利益率達成を目指し、「市場シェア獲得のためにシェアを追い求めることはしない」という。ムーレンバーグ氏は昨年7月にCEOに就任した。

  民間航空機部門のレイ・コナーCEOはボーイングが競争力のある価格設定を行い、狭胴型機の市場シェアは「妥当な」水準を目指すと述べた。また737MAXの最小モデルと最大モデルの設計変更を検討しているのは、顧客のフィードバックに対応するとともにエアバスやボンバルディアに対抗するのが狙いだと説明した。MAXは17年1-6月(上期)の納入に向けて軌道に乗っているという。

原題:Boeing Mulls Price Cuts, to a Point, in Quest for 737 Share Gain(抜粋)

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