米デル:起債計画、160億ドルから増額も、EMC買収で-関係者

デルは投資適格級の債券市場で資金調達増額を検討しており、当初予定の160億ドル(約1兆7300億円)から数十億ドル増やす可能性がある。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  デルは、EMC買収向けの資金確保に必要なデットファイナンス(負債による資金調達)の他の部分を減らすという。関係者は公に話す権限がないとして匿名を条件に述べた。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの指数データによれば、投資適格級社債の利回りは約1年ぶりの低水準にあり、デルは同市場での借り入れコスト低下の好機を活用したい考えだとみられる。

  デルは昨年のEMC買収発表当時、495億ドル規模の借り入れについて銀行から約束を取り付けたと説明していたが、関係者によると、調達規模は実際には約430億ドルにとどめる計画だという。

  関係者の話では、デルがデットファイナンスの利用を減らすのは、予定する資産売却でより多くの収入が見込まれるためで、リボルビング信用貸し出し枠をフルに使う計画はないという。

  デルの起債は、1月にアンハイザー・ブッシュ・インベブがSABミラー買収のために実施した460億ドルの債券発行の後では、今年最大規模となる可能性がある。

  起債について知る別の関係者によると、デルは投資適格級社債部分の発行条件を来週決定する見込みで、最長の年限は30年債になるという。起債業務にはBofAとバークレイズ、シティグループ、クレディ・スイス・グループ、ゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェースが起用されている。

  

原題:Dell Said to Consider Boosting $16 Billion Bond Offering for EMC(抜粋)

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