米ゴールドマンにもNY当局が情報提供要請-パナマ法律文書関連で

  • NY州金融サービス局は他にBNPなど3行にも情報提供を求めた
  • データベースの形で公開されたパナマ文書を当局が調査

パナマの法律事務所を介して設立されたペーパーカンパニーをめぐり監督当局から調査を受けている銀行に米ゴールドマン・サックス・グループも加わった。

  事情に詳しい関係者によると、ニューヨーク州金融サービス局(DFS)はゴールドマンとBNPパリバ、カナダ・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)、スタンダードチャータードの4行に対し、関連情報の提供を要請した。

  これらの銀行は不正行為について責任を問われていない。ゴールドマンの広報担当、マイケル・デュバリー氏はコメントを控えた。他の3行に取材を試みたが、現時点ではコメントを得られていない。

  国際業務を営む銀行がパナマの法律事務所モサック・フォンセカを使い、匿名性を求めるオーナーのためにペーパーカンパニーを設立していた実態にする報道を受け、DFSは先月、他の13行にも同様の要請を行っていた。当初の報道はモサック・フォンセカから流出し国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が共有した文書に基づくもので、これらの銀行が顧客に代わりペーパーカンパニーの大部分のスポンサーだったとしている。

  ICIJは9日、いわゆるパナマ文書の一部を検索可能なデータベースの形でウェブサイトに公表した。DFSの調査官らはこのデータベースを検索した結果、ニューヨーク州による免許を受けたゴールドマンなど4行がパナマの法律事務所経由でペーパーカンパニーを設立していた実態を突き止めた。

  11日の4行宛ての書簡は先月他行に送付された書簡とほぼ同じで、モサック・フォンセカとのやり取りの詳細や、ニューヨーク拠点の行員がモサック・フォンセカやペーパーカンパニーと取引していたかどうかなどに関する情報の開示を求めている。

原題:Goldman Sachs Gets Panama Request From New York Regulator (1)(抜粋)

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